【重要】C値について
こんにちは、イチロウです。
皆さん「C値」という値を知っていますか?
C値のCはcipherのCともchikama222のCとも、元気のCとも始まりのCとも呼ばれていますが、正確なところは未だ公表されておりません。
ともかく、ファイアーエムブレムサイファにはC値という概念が存在するのです。
今回はそのC値について紹介していこうと思います。
ここからは基礎的な説明になりますので、有識者の皆様は読み飛ばしていただいてデッキレシピの紹介まで進んでいただいて結構でございます。
非常にざっくりと説明してしまうと、C値はサイファの戦闘力及び支援力を合計したものです。
自ターン中の戦闘力+相手ターン中の戦闘力+攻撃時支援値+防御時支援値-コスト査定= C値
ですね。
具体的に説明させていただきますと、
こちらの1cマルスは
自ターン戦闘力40+相手ターン戦闘力+40+攻撃時支援20+防御時支援20-(コスト査定は1c基準なので)0=120の C値を保持しています。
こちらは2cマルスです。
自ターン戦闘力50+相手ターン戦闘力50+攻撃時支援20+防御時支援20-コスト査定(50-40)×2=120
また3cマルスは
注釈を省略させていただきますが、
60+60+20+20-40=120
(レイピアがあるので時に120+と表記されることがあります)
そして4cマルス
70+70+20+20-60=120
(ファルシオンがあるので120+と表記されることがあります)
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、マルスのユニットは基本120で構成されています。
マルスやクロム、ロイなどロード系の査定のいわゆる「基準値」は120です。
他にも運び手など1cのカードは120の基準値を持っていることが多いです(ライブ系などは除く)。
コスト査定もコスト毎に2cユニットなら-20、3cユニットなら-40、4・5cユニットなら-60、6・7cユニットなら-80と定まっています。
お手持ちのカードをふと見てみてください。すぐにC値が求められたでしょうか。
求められたなら貴方も今日から立派なCの意思を継ぐ者です。
求められなかった方はリプライなりコメントなりください。必ず意思を継がせてみせます。
もしかしたらC値算をしていなくとも感覚的にこのカードの査定は高い、低い、を理解していた方もいらっしゃるかと思われます。
C値が高いカードの特徴は、コストの割に戦闘力が高く、なおかつ支援値も低くない。
盤面での打点も十分にありながら、支援値も高い。
など、分かりやすく強力なカードが多いです。
また、デメリットを持つ代わりに戦闘力や支援値が高いカードもこの中には該当することが多々あります。
ではC値の概念から見た強力なカードを紹介しましょう。
皆さんパッと頭に浮かんだC値の高いカードを想像しながら下にスクロールしてください。
リムステラですね。
60+60+50+50-60=160
なんと基準値を40も上回る160というC値を誇ります。
C値で不遇な魔導系のユニットでありながらこのC値。素晴らしいですね。惚れ惚れします。
他にも
条件付きではありますが、2弾SRカミラは
120+60+30+30-60=180
という破格の数値を誇っています。その圧倒的な自ターン中のパワーに、敵のユニットが為すすべもなく退却していく様が目に浮かぶようですね。支援値も高く、2弾のカードでありながらC値基準で見るとかなりの高評価です。
自ターン中の戦闘力が高いという理由で1弾ウードや13弾リンダもC値が高いですね。
また数々の竜石持ちユニットは、この指標で優秀な数字を残します。
60+60+20+20-0=160
80+80+20+20-40=160
竜石ユニットメタが出回るのも納得の査定ですね。コスト査定に対して戦闘力・支援値ともに優秀です。1弾ノノは射程も併せ持ち、何度見ても本当に1弾のカードとは思えないパワーを誇っています。
(3c以上の味方がいる想定)
40+40+40+20-0=140(いない場合120)
白の弓ユニットの中でも優秀と呼ばれるタクミはC値の観点から見ても平均よりも高い数値を出していることが分かりますね。
では実際にC値が高いデッキを組んでいきましょう。
C-エフラム
https://www.gachalog.com/list/79999348
C-エフラムです。真ん中の棒はマイナス記号でなくハイフンです。
さて、エフラムを選んだ理由としてはC値が優秀な3cエフラム&エイリーク(70+70+40+20-40=160)や竜人紋章をしっかりと積めて、前述のリムステラも無理なく採用できる点にあります。
5cエフラムも脇にユニットを展開することにより自身のC値を上げられる優秀なユニットです。また、オーブ2枚割付与効果も地味ながら強力です。
射程が足りないというC値重視のデッキにありがちな欠点も場持ちの良い5cエイリークがケアしてくれる部分もポイントになっています。
また支援Xのリンも併せて採用することにより、試合が進むにつれデッキ内のC値が上がっていくという育成要素も持っています。回してて楽しいです。
C値重視のもう一つの弱点に手札が増えにくい点も挙げられますが、そこはC値が120あるナーシェンで相手の手札を奪うことで誤魔化しましょう。相手の支援も固定できるので、攻撃を倒しやすくなるのも良いですね。
このデッキの何よりの魅力は支援値にあります。
この前は70のンンの攻撃を運び手が耐えました。逆に戦闘力が40下のユニットでも攻撃を通すこともザラにあるので、相手に想定外の攻撃を叩き込むことも可能です。
エフラム・5cエイリーク・他のユニットと並んでいると、エイリークの戦闘以外でリムステラをめくった時のデメリットも打ち消すことができます。
また、支援値の高さや3-2エフラムの打点・効果により、ウィニー系(主人公への攻撃のペースが速い)のデッキにも強く出られる点も見逃せない点です。
回してて本当に面白いので、是非お試しあれ。
是非皆さんのデッキ全体のC値を求めていただければと思います。
デッキ内の各採用カードのC値を求めて足すだけですね。
友人とC値バトル(デッキ全体のC値の合計値や平均値を比較すること)を楽しむことができるようになります。
例)181104オスティア使用アル
ポイントは初期主人公の1cは支援でめくれることはないので、支援分の数値を下げて計算するところです(1cアルなら50+40=90)。
※1cアルの自ターン中50はデッキが紫単色だからこそ断言できる数値ですが、ほぼ紫色で構築されてれば50でも良いと思います。
支援Xや、戦闘力Xユニットに関しては思い思いの数値を入れて楽しんでいただければ幸いです。
また、公開カードを見てC値の計算を素早くできるようになればもう一流のC-プレイヤーでしょう(マイナスではなくハイフン)。
C値の低いカードは、往々にして効果でアドバンテージを取ったり、オリジナリティのある効果を持っていたり、射程が長かったりと、色々なメリットがあります。(屍兵のC値は0など)
一概にC値の低いカードが弱い、と主張しているわけではない点、ご了承ください。
しかしながら、C値の高いユニットは必ずと言っていいほど何らかの使い道・長所があります。
デッキ内のC平均値が120を大きく下回っている場合はそこにデッキの弱点が見えてくるかもしれません。
その他ご不明な点等ございましたら、イチロウのTwitterアカウントへのリプライ・DMや、こちらのブログのコメント機能、質問箱へお願いいたします。
またC値的に良いデッキやユニットが見つかったら教えていただけると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは。
@cipher1ro